福嶋祐輔というと、いまだに「おバカキャラ」という認識が一般的なのは嘆かわしいことです。もっと彼の一途で熱い面に注目して欲しいところです。熱血野球少年がそのまま大人になった、純粋でキラキラしたキャラクターというのが、本当のところなのではないでしょうか。野球ではずっとキャッチャーマスクを被って投手を支え、チームメイト全員に目を配る名キャプテンとしての責務を果たしていたあの頃と、いまの福嶋祐輔は何一つ変わってはいないのです。
いわゆるおバカタレントと呼ばれる人たちは、あくまでTVモニターの中で「ボケ」としての立ち位置に在るというに過ぎません。本当に実生活で100パーセントボケたおしていては、そもそも社会生活が成り立ちません。そうした「構成作家によって作られたキャラクター」を実像と勘違いしている人たちは、たとえば福嶋祐輔の誠実な人柄を容易に受け入れようとしません。そういう人には俳優・福嶋祐輔の誠実な仕事ぶりに、もう少し注目していただきたいのです。
福嶋祐輔に限らず、芸能界で位置をキープするというのはかなり大変なことだろうと思います。特に彼のようにマルチなスタンスで活動しているタレントさんは、実に多くのスタッフや関係者、家族、先輩、ファンに支えられて初めて成り立つわけです。そうしたことを一番理解し、感謝し、謙虚に、真摯に、誠実に対応し続けて来たというのが福嶋祐輔の本当の姿勢なのではないでしょうか。これもまた、チームプレイである野球を通じて、彼が実感として学んだことだったのではないでしょうか。
実際、福嶋祐輔は業界の各方面から「本音で語れる男」「信頼に足る男」としてリスペクとされ、愛されているようです。仲間や家族を大事にし、人とのつながりを大切にする福嶋祐輔の生き方が、周囲の人々をも癒し続けているのでしょう。特に俳優としての彼はここ数年間違いなく上り調子ですから、一ファンとしては正直なところ、そろそろおバカキャラからは卒業してもいいのではないかとも思います。
一方で福嶋祐輔のブログで掲載された彼の「処女長編小説」が話題になっていますね。彼が野球少年だったころをモデルに、一度は映画用シナリオとして執筆したものが土台になっていて、今回小説としてリライトしたのだそうです。さすがにいきなり長編小説ということで、構成上多少ぎこちなさは残るものの、ストーリーテリングの才能には光るものがあるので、作家・福嶋祐輔の将来にも注目したいところです。
福嶋祐輔の参考情報 → プラネックス福嶋祐輔って何?
プラネックスの企業サイト → 福嶋祐輔(プラネックス CEO)